院長 ごあいさつ

                                       
 

国立病院機構沖縄病院
院 長   川畑   勉

   国立病院機構沖縄病院のホームページをご覧いただきありがとうございます。木々の花が咲き誇り、清々しく明るく美しい季節を迎え、皆様にはますますご健勝のこととお慶び申し上げます。平素は国立病院機構沖縄病院の医療に対するご理解とご支援を賜り感謝申し上げます。
 
 さて、このたび38年ぶりに本館の建て替えが完了し、去る2月に新病棟(南病棟)完成記念式典を執り行いました。加えて当院は今年創立70周年を迎え、二重の喜びであります。当院は1948年に沖縄で最初に開設された公立の結核療養所である沖縄民政府公衆衛生部金武保養院をその前身としています。その後、琉球政府立、国立療養所、独立行政法人国立病院機構へと移行し、その時々の苦難な過度期を何度も乗り越えてこられた先達の努力と実行力にただ敬服するのみです。すでに3月から新病棟(南病棟)での運用が開始されています。一昨年の『脳・神経・筋疾患研究センター』に続き、3月より『肺がんセンター』を開設いたしました。時代の変遷とともに減少の一途を辿る結核に代わって悪性腫瘍の中で死亡数第一位を占める肺がんの治療成績向上は沖縄県民のみならず、日本を含む世界中の医療機関において解決すべき喫緊の課題です。沖縄県における肺がんの治療成績向上は神経難病・結核に続く当院に課せられた命題と捉えています。肺がんの治療成績は手術手技の向上、分子標的治療薬、免疫チェックポイント阻害剤の登場で化学療法や放射線治療を含めた治療戦略次第では飛躍的な治療成績向上が期待できます。

 多くの施設と連携をはかり、肺がん診療のクォリティーの良さ、いわゆる『ブランド力』をホームページなどで示していく所存です。さらには緩和ケア医療をさらに充実させ、エンドオブライフを平穏で質の高い医療・看護の環境の中で迎えていただけるよう全職員が一丸となって患者満足度一位をめざして取り組んでいきます。今後ともご指導、ご鞭撻のほどよろしくお願いいたします。

  
 

平成30年4月  院長 川畑 勉