消化器・一般内科

特徴及び診察内容

 消化器病学会専門医、消化器内視鏡学会専門医、総合内科専門医である内科医師が、主に胃、大腸、肝臓、胆のう、胆管、膵臓の病気、あるいはその他の内科一般の病気に対応しています。詳細な問診、診察、血液、尿、便検査、各種画像診断(腹部エコー、腹部CT、腹部MRI、各種内視鏡など。)にて診断をしています。
 内視鏡に関しては、2006年から経鼻内視鏡、2009年から二酸化炭素を使用した大腸内視鏡を行っており、患者の苦痛を最小限にする方法を現時点でのレベルで模索しています。
 当院での消化器内視鏡は年間約1,000例行っています。特徴としては胃カメラと大腸カメラを1日で両方してしまうという総合消化器検査も週に1回行っています。
 また内視鏡治療に関しては、早期胃がん、早期大腸がんの内視鏡治療、食道静脈瘤治療、胃ろう、さらに、胆管結石に対して、十二指腸乳頭切開術、胆管結石砕石術などに迅速に対応しています。
 ピロリ菌外来は水曜、木曜の午後13時−15時に行っています。
 さらに消化器外科専門医との連携もよく、胃、大腸の進行がんに対しても手術が行われ、また総胆管結石にたいしては内視鏡的に胆管結石の排石後の腹腔鏡下胆のう摘出術が行われています。当院の消化器内科、消化器外科は安全で確実な診断と迅速な治療の提供が可能となっています。

ノド麻酔キャンディ(胃カメラ時に使用)を当院で独自に作成しました

 口から入れる胃カメラより鼻から入れる胃カメラの方が楽ですので、現在、鼻から入れる経鼻内視鏡が一般的になされる場合が多いです。しかし、どうしても鼻の穴が小さくて経鼻カメラが通らない患者さんについては口からの胃カメラとなります。ご存知の通り、口からの胃カメラは鎮静剤の注射(眠り薬)をしない場合はかなりきついです。鎮静剤を注射する場合は病院から自分の車に乗って帰宅することができなくなります(居眠り運転になるので)。車社会の沖縄では注射をしないで胃カメラを希望される場合が多いので、鼻の穴が小さい人は、鎮静剤注射なしの経口胃カメラを受けることが多く、これまでの苦いゼリー状のノド麻酔では効き目がわるく、地獄の苦しみを味わう事が多かったのです。当院ではその事をふまえて、効き目のいい、しかも味もいいノド麻酔キャンディを独自に作成し、倫理委員会に承認を得て、現在使用可能となっています。沖縄県ではおそらく初めての試みです。

大腸カメラの前処置の当院の工夫

 一般的に大腸カメラの前処置では多量の液体状の下剤2Lを2時間で飲んで腸内の便をすべて出す必要があります。この前処置用の下剤の味の悪さと量の多さに耐えられないという患者さんが多いです。当院ではその事をふまえて、特に便秘がひどくない患者さんについては、この下剤の種類を効果が少し落ちますが味のいいものを選んで、しかも検査前日の夜と当日の朝に半分ずつ飲んでいただくようにしています。なお当院では苦痛のない大腸カメラを常に心がけています。

医師紹介

総合診療科部長,消化器病専門医
総合内科専門医,消化器内視鏡専門医
樋口 大介(ひぐち だいすけ)