倫理委員会について

 沖縄病院で行われる医療行為及び臨床研究に関し、倫理指針に基づいて適格に計画され、実行されているかを判断し、臨床研究の実施の可否、継続の可否について審査を行うため、倫理委員会を設置しています。
 倫理委員会では、臨床研究への参加に先立ち、1)提出された臨床研究計画で目的とした成果が得られるか(科学的合理性)、2)研究対象者(患者さん)へ参加することでの負担を明確に述べているか、3)患者さんの受ける治療などのリスクと効果などの利益のバランスの評価が行われているか、4)患者さんへの臨床研究の説明同意文書が適格に作成されているか、5)患者さんの自由意志による同意を得る方法、ならびに、同意が得られなかった場合の患者さんの保護について書かれているか、6)個人情報等の保護の方法が書かれているか、7)提出された臨床研究の質(モニタリングや監査の方法)及び透明性の確保(利益相反など)が行われているか等を審査します。
また、迅速審査によって承認された研究ならびに臨床研究法に基づいて認定臨床研究審査委員会で承認された『特定臨床研究』については、承認結果の報告を倫理委員会で行います。
 倫理委員会では研究が開始された後も、臨床研究が適切に遂行されているか、有害事象の発生状況はどうかなどを確認し、場合によっては臨床研究の中断を病院長に意見する事ができます。