沖縄病院へのご寄付のお願い

平素は沖縄病院の医療に格別なご理解を賜り、感謝申し上げます。当院は、1948年8月、現在の金武町の地に沖縄民政府公衆衛生部金武保養院として、沖縄で最初に開設された公立の結核療養所がその前身であります。

その後、琉球政府創立に伴い琉球政府立金武保養院と改称、日本復帰に伴い国立療養所金武保養院に改称しました。さらに1978年12月に現在地の宜野湾市に移転し、国立療養所沖縄病院と改称、2004年4月に独立行政法人への移行に伴い国立病院機構沖縄病院と改称し、現在に至っております。

開設当初より結核診療の拠点として、宜野湾市に移転後は、結核に代わって増加が著しい肺がん診療の中核として、また筋ジストロフィーをはじめとする神経・筋疾患の難病医療拠点病院として、一貫して沖縄県のセーフティーネットとしての役割を果たすべく、他の設立主体では困難な医療に取り組んでまいりました。

2018年2月に病棟本館(南病棟)を新築建て替えし、併せて手術室、リハ室、薬剤部も最新のものとなりました。また2017年に開設しました神経・筋疾患研究センター(脳神経内科)では神経難病の診断と最先端の治療を提供し、2018年に開設した肺がんセンターでは難度の高い肺がん手術、治療効果の高い複合免疫療法を実践し、全国のがん拠点病院と同レベルの治療成績をあげています。このような高度な専門医療を行うにあたっては、診療収入だけでは手術室の機器整備、放射線機器の更新に支障をきたしているのが現状です。2004年4月に独立行政法人化して以来、国からの予算というものはなく、自己収入 (独立採算) で賄っております。

つきましては、さらに発展した高度専門医療を提供できますよう、また研究を更に活性化させるため、皆様に広くご寄付をお願いする次第です。いただきましたご寄付は患者さんへの最新の医療の提供に役立てる手術室の機器整備、放射線機器の更新に限定した経費として活用させていただく所存です。

皆様には、ぜひともこの趣旨をご理解いただき、格段のご支援を賜りますようお願い申し上げます。

国立病院機構 沖縄病院
院長 大湾 勤子

1. 寄付金額

個人・法人とも1口の金額は定めておりません。

2. 税制上の優遇措置について

当院への寄付金については「特定寄附金」として、所得税法等の規程による寄附金控除が受けられます。

個人の場合
所得税法等の規定により、「寄附金控除」の取扱いができます。
法人の場合
法人税法等の規定により、一般の寄附金の損金算入限度額とは別枠で損金算入限度額まで「損金」に算入することができます。詳しくは国税庁及びお住まいの県・市町村のホームページでご確認ください。

3. 寄付のお申し込み・問い合わせ先

独立行政法人国立病院機構沖縄病院 管理課

電話
098-898-2121
住所
〒901-2214 沖縄県宜野湾市我如古3-20-14
E-mail
626-sy01@mail.hosp.go.jp

4. 参考